2020年3月31日火曜日

新三年生の皆さんへ05

『サマルカンドの金の桃』
調べてみました?
勉誠出版という会社が2007年に出した本です。
この本を使って情報収集力をマスターします。この本を攻略することができると、ついでに、構築力も身につけることができます。この構築力は意外なところで、役立ちます。
だから、この半年はあなたにとって、大原ゼミコースをクリヤーする上で、非常に大事なセメスターだと思ってください。
だから、わざわざ、事務所を通してまで、皆さんにメッセージを送っているのです。

さて、『サマルカンドの金の桃』、どんな本かわかりましたか?
勉誠出版のホームページには「華麗なる隋唐文化の真髄。シルクロード百科事典的名著、待望の翻訳!!」なんて大袈裟に書いてあります。
そしてこの本が翻訳であることは忘れないでください。
著者は、
エドワード・H・シェーファー
大原ゼミの卒業生にとって、忘れられない人物の一人です。彼こそが大原ゼミ生に達成感と猜疑心をあたえ、自信と怒りを学ばせてくれる、もう1人の導師(ラマ)なのです。
翻訳したのは、吉田真弓という人で、猜疑心を植え付ける手助けを少しばかりしているのですが、そこに気がつく人は少ないようです。気がついたとしても、翻訳上しかたがなかったり、英語が読めていれば、原書を使ってもっと楽に目的をはたせるはずで、彼女の翻訳があるからこそ、『サマルカンドの金の桃』を味わうことができるわけですから、責めるわけにはいかないでしょう。

あなたは、この百科事典的名著から、まずは項目を一つ選んで、その構成組織を分解、分析します。それを第五セメスターの間に、二度、つまり項目を二つ分解しなければなりません。
そうすることによって、あなたが実際に卒業研究を制作するとき、どのような資料をどのように探し出し、それらをどのように組み立てるかを学ぶことができます。
まずは、巨人シェーファーを攻略しましょう。
明日から新年度です。
具体的に進んでいきましょう。
デッドラインからの逃避行が始まります。そして、無事ゴールインしてください。もう下り坂はありません。

2020年3月30日月曜日

新三年生の皆さんへ04


今日からが本番です。
あなたが、神戸学院大学人文学部大原ゼミをクリヤーするために必要なアイテムは、漢文力と情報収集力と、構築力です。漢文力は、もう少し先にやりましょう。いま、攻略方法を考えていますから。
 第三学年の前期、つまり、第五セメスターではこの漢文力の基礎と、情報収集力の二つのアイテムを手に入れることができます。ここをサボると、取り返しがつかず、のちのち大変な苦労をすることになります。ともに進んでいるゼミの仲間に助けを求めたり、迷惑をかけることにもなります。

 漢文力と情報収集力、この二つのアイテムを手に入れることができれば、それを武器にして自分の好きなことに関する情報を収集し、読み解き、今まで誰も立ち入ったことのない、誰も知らない自分だけの世界を構築、探検できるのです。その世界を見つけるのが第三学年のミッションです。

 今日から挑戦するのは情報力の入手です。あなたの人生の中でこのアイテムこそが最も大きな武器となるはずです。
 すでにコンピューターやスマホで情報を収集しているあなたにとって、必要となるパワーは役立つ情報をどのように収集し、信頼できる情報をどのように見出すかと言うことです。
 いったんこのゼミを選んでしまった以上、簡単にはリセットできませんから、こんな状況下でも、とにかくすこしでも前に進みましょう。
 大原ゼミコースでは、『サマルカンドの金の桃』という本を攻略することで情報収集力を身につけます。
 

2020年3月29日日曜日

新三年生の皆さんへ03


 アクセス数を見ていると、新三年生ゼミ生のおそらく、全員が見てくれているのではないでしょうか?

 そこで、このブログでの情報発信について少し、思うところをお話しします。

 先日、事務からゼミ生の希望カードを受け取り、ゼミ生全員の名前を知りました。
私にとっては、数人を除いて、知らない学生ばかりです。
 しかし、16人の中のほとんどが私を第一志望にしてくれていることと、二次募集できた学生は、私の二年生後期のゼミ生で、積極的にゼミを運営してくれるのを期待できる学生です。ですから、本当は1日でも早く、顔を合わせて、これから2年、まずは今年どのようにゼミを進めていくか相談したいのですが、コロナのせいでかないません。

 ただ、ゼミ選択の研究室訪問などで、大原ゼミがどんなことをするのか、ある程度話を聞いて選んでいるはずですから、まずは顔を見なくても、意志の疎通はできると考えています。

 さらに、ブログでの授業ですから、大原ゼミの卒業生もきっと自己の経験談や、アドバイスをしてくれると思います。

 顔の見えない授業は不安ですが、とにかくコロナによって皆さんの貴重な学生生活が奪われていくのが、我慢できません。せめて大原ゼミ生だけでも、学ぶべき知識を遅れることなく得て欲しいと思います。

 というわけで、ブログでの情報発信となったのです。出来るだけまめに、ブログを更新していこうと考えています。今日からは新三年生の全員が、そして、大原ゼミの卒業生もこのブログをチェックしているつもりで書いていきます。

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 あなたが神戸学院大学を卒業するためには、あと二つの学年、四つのセメスターをクリヤーしなければなりません。

 そのためには、卒業に必要な単位とともに、卒業研究を制作しなければなりません。

 そしてこの卒業研究こそ、神戸学院大学の研究生活で、あなた自身で成し遂げる唯一の成果です。

 あなたがその成果を手に入れるためにはいくつかの関門があります。
 それをクリヤーしなければ、卒業研究にはたどり着けません。
 また、卒業研究を完成させるためには、いくつかのアイテムを手に入れなければなりません。
そのアイテムをしっかり自分のものにできるかどうかが、よい卒業研究が製作できるか、また、楽にステップアップできるかの鍵になります。
 アイテムを手に入れ損なったり、十分に使いこなせないと、卒業研究と就職活動の板挟みにあったり、思うような卒業研究できなかったり、最終的には卒業できない可能性もあります。

 最初の一番大きな関門は、研究テーマを見つけることです。
 その関門は、2021年4月までにくぐらなければなりません。
 あと380日ぐらいです。
 この関門をくぐるためには、二つのセメスターをクリヤーしなければなりません。
第5セメスターと第6セメスターです。この4月8日からスタートするはずだった第5セメスターでは、二つのアイテムを手に入れることができますが、そのうち一つはこのセメスターで完全にマスターしておかなければなりません。
 では、そのアイテムについて説明します。

2020年3月28日土曜日

新三年生の皆さんへ02


これから、600日ほどの間に、皆さんは4つのステージ(セメスター)をクリヤーしていかなければなりません。

皆さんは、大学に入学して、卒業するまでに四つの年度を8つのステージ(セメスター)をクリヤーしながら、進んでいます。
つまり、あなたは、三年生になるわけですから、二つの年度と4つのステージを
クリヤーしてきたわけです。
 以前、私のゼミに所属したことのある人は(といっても16人中3人ほどですが)、私のゼミの教科書を見直してもらえるといいのですが、大原ゼミでは四つの年度を以下のように位置付けています。

第一年度:好きなことをさがす。
第二年度:好きなことができるゼミを探す。
第三年度:好きなことをどんどん極める。
第四年度:好きなことをまとめる。(プラス就職活動)

 あなたはすでに第二年度、4つのステージをクリヤーしています。
なので、この三月からは好きなことをどんどん極める年度ですが、もし、まだ、好きなことが探しあてられていない人は、今のうちに「何が好き」か、大原ゼミでできる「自分の好きなことは何か」を考えてください。もちろん、それは最終的には卒業研究や就職に結びつくものですから、焦る必要はありません、つねに、心のどこかに置いておいておけばいいのです。何かの折に、「ハッ」と気が付き、それがあなたの人生にとって、最大の武器になるはずです。
 もちろん、今、好きなことがあったとしても、大原ゼミで学んでいくうちに、もっと素敵な「好き」を見つけることができるかもしれません。
 とにかく心の隅では、つねに、何が「楽しい」か、何が「好き」かを求め続けてください。
 もう見つけているいる人は、どうすればもっとその好きなものに近づけるのか、もっと楽しめるのかを考えましょう。



2020年3月27日金曜日

新三年生の皆さんへ01

突然、事務室からメールが来て驚いている方もいるかもしれません。
事務室から、私のメッセージを受け取り、このブログを読んでいると言うことは、
神戸学院大学 人文学部 人文学科 大原ゼミを選んだ
と言うことです。
もう。他のゼミに移ることや、放棄することはほぼ不可能です。

メールでも、お伝えしましたように、皆さんは来年の12月15日には、この大原ゼミで卒業研究を提出しなければ、卒業できないのです。
あと、600日ちょっとでそのデッドラインがやってくるのです。
厳しいことを言うようですが、このデッドラインはコロナウイルスによって延ばされることはありません。

皆さんはすでに一日一日、このデッドラインに向かって進んでいるのです。

そして、それまでに卒業研究を仕上げなければいけないのです。

ここでしっかり研究して、素晴らしい成果をだして、無事卒業してください。

では、大原ゼミコースで、デッドラインまでに卒業研究を仕上げ、神戸学院大学をクリヤーするためにはどうすればいいのか、今日から少しずつ、説明していきます。

2020年3月7日土曜日

入学式中止

とうとう入学式まで、中止になりました。
四月から新大原ゼミがスタートする予定ですが、波乱万丈の幕開けとなりそう。
三年生ゼミは、十八史略と博物館、美術館ワークショップ打ち合わせ。
二年生の演習は、漢文基礎と書評を予定しています。
ただ、二年生の演習はまだどこに行くかわからないですよね。

2020年3月1日日曜日

何も無いけど。

ここ数日、家にこもって仕事をしています。
入試関連行事も一段落し、自分の研究関連の仕事をしようと思ったのですが、その前に、コンピュータのハード等に有る情報を整理してたら、一日があっという間に過ぎました。
引き出しの奥を整理するみたいに、懐かしい画像や、学生の卒論など。
やっぱり一年に二週間ぐらいは、授業も校務も無い、まとまった時間が欲しい。いろんな意味でリフレッシュできます。