2020年4月2日木曜日

神戸学院大学 人文学部 新二年生の皆さんへ02

どんな先生がいるのか分かりましたか?
ほんとにいろんな先生がいるでしょう。
私自身いろいろな大学を見てきましたが、先生方の専門がこんなにばらけている学部は他にありません。
悪く言えば、統一性に欠けるというか…。

しかし、よく考えてください。こんなにいろんな専門の専門家がいるわけですから、あなたが面白そうだと思うゼミがきっと見つかるはずです。

もちろん、もうすでに何かに興味を持っている人にとっては、自分のやりたいことができそうなゼミがないかも知れません。しかし、少し視野を広げると、きっと誰かいるはずです。

私は古代チベット史が専門ですが、私のところには、日本からエジプト、5000年前の青銅器から三国志、象や馬、恋愛や刑罰、などなど、様々なことに興味を持つ学生が卒業していきました。蝶番の研究なんかをした学生もいましたね。

また、私の個人的な印象ですが、学生との距離が非常に近い先生が多いと思います。なので、色々なゼミについて調べていくうち、楽しそうなところは必ずあるはずです。

神戸学院大学人文学部には日本史、西洋史、東洋史にそれぞれ1人ずつ教員がいて、地歴科の教員免許関連授業も担当しています。

将来教員を目指している人は、目指す教職にあったゼミを選ぶのも一つの手ですが、神戸学院の人文学部の贅沢なところは、東洋史の私のゼミにいても国語の免許が取れたりします。つまり、頑張り次第で、どこにいても英語や国語や社会の免許が取れるのです。

では、最後に、私のゼミを宣伝します。ホームページもありますから、そちらを見てもらえればゼミの活動自体はわかると思います。

そこで、ここでは、二年生では何をやる予定かというのを説明します。
ゼミ選択の参考にしてください。

私の専門は古代チベット史です。担当授業としては、世界史の中の東洋を担当します。
ですので、基本的には東洋史つまり、日本からエジプトまでをカバーしています。もちろん、そんなことはできないので授業では中国史を中心に研究の基礎を教えています。

実践演習では、他人の意見をまとめること、読解力を育成します。三年生でどこのゼミに行こうとも、そして将来社会人になっても、必要な力です。
さらに、漢文力もつけてもらいます。漢字や、漢文の知識があると、ちょっとインテリっぽくってかっこいいですよ。
漢文に関しては予習復習一切なしである程度読めるようになります。嘘だと思ったら私のゼミに来てください。
なぜか嫌厭しがちですが、読めるようになると、楽しいし、知ってると賢くなったような気になります。
今年はキングダムに挑戦しようかなぁ。

また、大原ゼミでは、できるだけいろんなことを経験して欲しいと思っています。
美術館や博物館の見学、ワークショップなんかもしてみたい。

それらを見据えて、糸紡ぎや竹ペン造りを考えています。

もし、興味を持ってくれたら、メールで質問してくれてもいいですし、大学が始まったら研究室に来て質問してくれてもいいです。

このブログのコメント欄に質問を書いてもらってもいいですよ。
先輩が忌憚のない答えを書いてくれるかも知れません。
もちろん、私もチェックしていますから、できるだけお答えします。


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